手術・治療案内 遠近両用眼内レンズ(多焦点眼内レンズ)

写真:眼内レンズ(人工の水晶体)

白内障手術では濁った水晶体のかわりに眼内レンズ(人工の水晶体)を入れます。一般的に使用されている「単焦点眼内レンズ」は、遠くもしくは近くのどちらかにしかピントを合わせることができません。遠近両用眼内レンズ(多焦点眼内レンズ)は遠くも近くも見えやすくなります。
当院は、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術(白内障手術)を、厚生労働省の承認を受けた「先進医療」として実施できる施設に認定されております。
生命保険の先進医療特約の対象にもなり、先進医療に係る費用が給付されることがございます。ご加入の保険会社に確認をお願いいたします。

最新のレーザー白内障手術に関する内容はこちら

写真:単焦点レンズ(遠くにピントを合わせた場合) 写真:多焦点レンズ
症例実績 2005年にアメリカのFDA(日本でいう厚生労働省)認可取得。
2008年までに日本の厚生労働省も3種の多焦点レンズを承認しました。
現在、世界中で盛んに用いられています。

多焦点眼内レンズの利点

眼鏡をかけなくても日常生活が不便でなくなります。

多焦点眼内レンズの注意点

くっきり感(コントラスト)の低下

多焦点眼内レンズを挿入した場合、コントラスト(色の濃淡)の落ちた状態で見えにくいことがあります。多くの場合、気になる程度ではありませんが、中には、全体的に膜がかかったような見えづらさを訴える方がいらっしゃいます。このような場合に単焦点眼内レンズへの交換をすることもあります。
※見え方に慣れるまで数ヶ月かかることがあります

夜間のグレア・ハロー(光の散り、リングができる現象)

図:ハロー・グレアのイメージ図

人によっては、夜に光が散乱して見えるハローやグレアを感じることがあります。

2つのレンズの大きく異なる点

  単焦点眼内レンズ 多焦点眼内レンズ
遠くを
見えるようにした時
老眼鏡を使用している人
70%
老眼鏡を使用している人
19%
近く(30〜50cm)を
見えるようにした時
遠用眼鏡を使用している人
60%
遠用眼鏡を使用している人
8%

単焦点・多焦点レンズの視力の比較

  単焦点レンズ
(国内での実績)
多焦点レンズ
(FDAでの実績)
多焦点レンズ
(関連施設での実績)
遠見視力 1.3 0.7 1.1
近見視力 0.2 0.8 0.9

ハロー・グレアの発生率

グラフ:ハロー・グレアの発生率

手術費用

  保険適応 手術費用
単焦点レンズ 1割負担 約 ¥20,000
3割負担 約 ¥60,000
多焦点レンズ 先進医療

手術代が全額自己負担

(検査代、薬代が健康保険の適応)
片眼
¥400,000
先進医療対象外

全額自己負担

(術前診察から術後3ヶ月検診までの検査代、薬代を含む)
片眼
¥500,000〜(税抜)

※生命保険の先進医療特約の対象にもなり、先進医療に係る費用が給付されることがございます。ご加入の保険会社に確認をお願いいたします。

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