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日帰り硝子体手術

当院では、社会保険中京病院の眼科部長 加賀達志先生がアメリカでの留学経験(ニューヨーク市のマンハッタン島の中心にあるManhattan Eye, Ear and Throat Hospital やVitreous Retina Macula consult of New York)を生かし、『日帰り硝子体手術』を行なっております。 平成12年2月より開始し、平成20年12月現在、730症例となりました。 日本ではまだ余りなじみがありませんが、アメリカでは数多くの施設で行なわれており、近年日本のみならず世界で「日帰り白内障手術」が普及したように、硝子体手術も日帰り手術に変わっていくものと思われます。

<アキュラス(硝子体手術装置>
世界で最も普及しており、非常に使い勝手がよく、信頼性の高い硝子体手術機器アキュラスの最新バージョンです。


硝子体手術とは…?

眼球の中心にある硝子体というゼリー状の組織を除去する硝子体切除術を基本とする手術です。その他、眼内からレーザーで網膜を凝固する眼内光凝固術、剥がれた網膜を復位したり、出血を抑えたりするために眼内の水を気体などに交換する硝子体置換術などの手技を組み合わせて行います。網膜剥離などの術後合併症が発生することもあるため、非常に高度な技術が要求される手術であります。


硝子体手術の実際

眼に1ミリの小さな穴を3箇所あけ、1箇所に注入針を固定して還流液を入れ、残った2箇所から眼内を照らす眼内照明と硝子体カッターを挿入します。その後、角膜上にのせた特殊なコンタクトレンズを通して、眼内照明の光を頼りに、硝子体カッターで硝子体を含め出血や増殖膜を細かく切りながら、吸引切除します。多くの場合、非常に繊細な硝子体鑷子を使用して、約0.1ミリの網膜上にある0.1ミリ以下の細かな膜組織を除去する大変デリケートな膜除去術を必要とします。

※提供:参天製薬


硝子体手術の適応となる疾患

硝子体出血、網膜上膜、黄斑円孔、硝子体混濁、網膜静脈閉塞症などによる黄斑浮腫、網膜剥離、増殖型糖尿病網膜症などです。
放置すれば失明あるいは視力低下する病態を手術により、多くの症例で改善・悪化防止することが可能であります。



当院の硝子体手術のメリット

1.   日帰り手術である
日帰り手術であれば患者さんのご都合に合わせて手術日をあらかじめ決めることが可能です。
手術後はご自宅で落ち着いて療養していただけます。
2.   眼内内視鏡を導入している
当院では、眼内から観察できる眼内内視鏡を導入しています。当院では、1mmの小さな穴から眼内を観察可能な眼内内視鏡を導入し、より詳細な観察、正確な手術が可能です。従来の手術では困難な角膜混濁、小瞳孔などで眼内視認性が低下してる方への手術も安全に行っております。


ほとんどの網膜硝子体黄斑疾患で「日帰り硝子体手術」が可能ですが、一部の重症疾患などでは社会保険中京病院への入院をお勧めすることもあります。
詳しくは、当院の医師またはスタッフへご相談下さい。


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